2010-10-03

ヨ・ジング君のロングインタビュー


《霜花店》 でホンニムの子供時代を演じた、ヨ・ジング君のロングインタビューです。

現在13歳、インソンお兄さんが一番好きだそうです~☆


気になるあの人インタビュー:きらめく子役、『ジャイアント』のヨ・ジングくん


ドラマや映画で主人公をより輝かせるのは取り巻く助演俳優たち。そして、欠かせないのが子役だ。韓国ドラマでは、多くの作品で序盤、主人公らの子ども時代が描かれる。子役の演技でドラマ序盤、話題になればその後のヒットにつながる。そのため、どの作品でも、子役への期待は大きく、演技力が求められる。

そんな中、今注目の子役がヨ・ジングだ。映画『サッド・ムービー』(05)でデビューし、ここ2、3年は多くの作品で主演俳優の子ども時代を演じている。ドラマでは、『イルジメ〔一枝梅〕』『太陽をのみ込め』『幻の女王チャミョンゴ』『名家』、映画では『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』『霜花店(サンファジョム)~運命、その愛』など、「韓流スター」主演の作品で彼らの子役を演じてきたので、名前は知らなくても顔に覚えはあるだろう。

現在SBSで好評放送中のドラマ『ジャイアント』でも迫真の演技を披露した。演技キャリア5年、13歳のヨ・ジングに話を聞いた。

― 『ジャイアント』では8話まで登場し、演技力が評価されましたが、その感想は。

 「監督も、僕の中に隠れている演技力を引き出すように助けてくれましたし、台本の完成度も高かったので、感情やせりふのトーンがよく理解できたので、演技自体はそんなに難しくなく、できました」

― イ・ガンモは幼いのに大変苦労するわけですが、そんな役どころはどうでしたか。

 「小さい時両親に死なれ、敵に追われるシーンが多かったんですね。夜中に妹(パク・ハヨンちゃん)と一緒に夜逃げする時、夜通し撮影をして、妹も僕も大変だった記憶があります」

― 小さなパク・ハヨンちゃんとの演技で大変だったことはありましたか。

 「パク・ハヨンちゃんは、監督の話をよく理解していたし、性格も明るくて、夜でも疲れてるところを見せることもなく、不満の声も出さず、リアルでしっかりした演技力で演じてくれましたから、全然苦労はなかったです」

― お気に入りのシーンはどこですか。

 「幼い妹と聖堂で泣いたシーンです。監督は、あえてシーンを順番に撮ってくれました。そして、隣でガンモ(ヨ・ジング)とミジュ(パク・ハヨン)の思いについて、ずっと話してくれて、感情がうまく出せるように助けてくれました。なので、ミジュと僕のリアルな演技ができました」

― ジョンヨン役のナム・ジヒョンさんとの共演も話題でした。同い年の役でしたが、実際は2歳お姉さんでしたが、共演してどうでしたか。

 「ナム・ジヒョンお姉さんは、演技がすごく上手なので、僕だけが頑張ってうまくできれば大丈夫、という思いで演じました。ほんとにうまいので、僕はそれに合わせて自然にリアルにできた気がします。お姉さんも僕も頑張りました!」

― その後のドラマは見続けていますか。

 「ずっと見ています。僕が演技したころも面白かったですが、大人になってからの台本は読んだことがなくて…。ガンモ(イ・ボムス)とジョンヨン(パク・チニ)の関係、ガンモが成功する過程がとても楽しみでした。もともと、いつも自分の出たドラマは見続けて、見届けます(笑)」

―『名家』『幻の王女チャミョンゴ』『イルジメ〔一枝梅〕』など時代劇もとても似合いますが、時代劇は好きですか。

 「時代劇もおもしろいです。でも、王子や両班のような役しかやったことないので、機会があれば頭のおかしい役とか、貧しい家の息子とかやってみたいんです」


― これまでの出演作品で、特にお気に入りの作品は。

 「『イルジメ〔一枝梅〕』が一番好きです。理由は、僕が演じたのが両班でしたけど、家がつぶされ浮浪者みたいになって、一つのドラマで全然違う役ができた感じで、面白かったです。そして、賞(SBS演技大賞子役賞)もいただいたので(笑)」

― では、一番演技がよかったな、と思う作品はどれでしょうか。

 「『ジャイアント』です。監督も、カメラ監督も前に一緒に仕事をした方でしたので、よく教えてくれましたし『君はできる』って自信を持たせてくれて、うまく演じられました。作家さんたちも電話で、ガンモはこんな性格だから、こう演じてほしいとか、親切にアドバイスをくださって、結果、自分でもよくできたと思います(笑)」

― 自分に自信のあるところはどこですか。

 「全部、自信があります(笑)。だって、一つのことしか自信がないなんて、だめだと思うからです」

― 『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』のチョ・インソンさんの子役をやりましたが、彼が好きだそうですね。


 「インソンお兄さんは礼儀正しく、優しくて、それにカッコいいじゃないですか(笑)。一緒に話しながら感じられたこともたくさんあって、教えられたこともいっぱいで、インソンお兄さんが一番好きです




― ほかに好きな俳優、目標にする俳優さんはいますか。

 「キム・ミョンミン先輩です。先輩は、自分に与えられた役を、どんな役でも非常に自然に演じます、先輩のドラマや映画を見ると、この役はキム・ミョンミン先輩じゃないと誰ができるのか思うんです。僕も大人になったら、先輩のように、僕の演技を見る人に『この役は彼じゃないとできないね』と思われるくらい実力をつけたいです。それが一番目指していることです」

― ということは、もちろん、大人になっても演技を続けて「俳優」になるということですね。

 「はい。演技が好きなので、ずっと演技をやりたいです! 体が耐えられる限り(笑)」

― しばらくは、まだ子役ですが、「この人の子ども時代がやりたい」とか「こういう役がやりたい」という希望はありますか。

 「キム・ミョンミン先輩の子役がやってみたいです。あとは、ダメなヤツとか、障害をもつ人の役とか。『トンケの蒼い空』のチョン・ウソン先輩の役とか、『マラソン』のチョ・スンウ先輩のような役をしてみたいなあと思っています」

― ズバリ、子役でライバル、と意識する人はいますか。

 
「キム・ヨナ選手が、ライバルは自分しかいない、と言ったことに、すごく共感しています。そのとおりで、ライバルは自分しかいないと思います。どんなことでも、たとえ勉強でも自分との戦いで、演技もそうです。演技というものは、自分が本当にやりたいと思わなければ、続けられません。演技が嫌になったり、やめたりしたくない。だから全てにおいて、自分自身に負けないように頑張っています」

最初は、相手が「子ども」なので、質問の仕方も簡便に、答えやすくしていたが、受け答えがあまりにもしっかりしているので、徐々にグレードをあげてみた。このインタビューだけでも、彼が並みの子どもではないことが垣間見えるだろう。

「せりふは1カットを大体3、4分で覚えて、感情を作るにはそれから20分、25分くらいかかる」と、大人の俳優のようなことを言うかと思えば、「せりふは覚えられるのに、数学の公式は覚えられない」となげく年相応の面も。

 以前よりちょっとふっくらしたようだが、「背が高くなりたいからたくさん食べている」のだそう。ケーキを食べるときのかわいい顔はやっぱり13歳の少年だった。最近は成長期でぐんぐん背が伸びていて、現在は身長162センチ。目標は182センチだそうだ。

ヨ・ジングが感動の演技を見せる『ジャイアント』は11月28日よりKNTVで日本初放送される。

[朝鮮日報日本語版 ソウル=野崎友子通信員 2010/10/03 15:26:48]


改メテ・・・




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